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納骨堂の作法

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知っておきたいとお墓納骨堂の作法の基礎知識

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納骨堂の作法

 先祖供養にはお墓や納骨堂が欠かせません。
その利用にはさまざまな作法がありますので、納骨堂の作法をしっかりと理解しておきましょう。
納骨堂の作法を知るためには、まず納骨とは何かを知る必要があります。
作法とは形式的なことですが、納骨堂の意味をきちんと理解していなくては、納骨堂の作法は身に付けられません。
 納骨堂の作法を学ぶために、まずは納骨の意味を理解しましょう。
仏教的な考え方では、人間は亡くなったときに肉体から魂だけが抜け出るとされています。
その霊魂は死によって多くの汚れをまとった荒霊となっているため、そのままでは死者の霊は極楽浄土へといくことができません。
しかし、死者の霊魂を生きている人たちが供養することによって、その荒霊は浄化され、和霊となっていきます。
そして私たちの先祖の霊魂は祖霊となって、守護神のような役割を果たしてくれるのです。しかし、霊魂の抜け出たあとの肉体は、いずれ朽ちてしまいます。
 日本では火葬によって肉体を焼き、骨だけを安置するという方法が一般的になっています。
この遺骨をお墓や納骨堂に納めること、つまり納骨は、死者を弔うための一つの作法として定着しています。
しかし、実は納骨という言葉には2つの意味がありますので、納骨堂での説明を受ける際など、混同しないように注意しましょう。
まず、一つは死者の肉体を火葬した後、その遺骨を骨壺に納めることという意味があります。
火葬後は、遺体は灰のような状態になりますが、骨は残っています。
 それを集めることを収骨と呼び、基本的には近親者が行うのが一般的で、それ以外の人は遠慮するのが作法だとされています。
そうして収骨された遺骨は、お墓や納骨堂といった安置される場所へと運ばなくてはなりません。
そのため、骨壺に納めるというのが、火葬における一つの作法になっているのです。 納骨堂への一時的な安置なども必要なケースがありますので、遺骨は骨壺に納めるというのが一般的な作法となっているのです。
また、もう一つの意味としては、遺骨をお墓や納骨堂に納めることというものがあります。 一般的に知られている作法として、私たちが納骨という場合には、こちらの意味の方が多いかも知れません。
多くの人は、遺骨には亡くなった人の魂が宿っているため、納骨堂などに納骨を行って供養するのが死者への作法だと考えているようです。
中には、「遺骨の供養を怠ると、たたりがある」と考えている人もいるでしょう。
 しかし、仏教的な考え方では、霊魂が離れた時点で、その肉体はただの物質となってしまいます。
そして、霊魂は供養によって浄化され、極楽浄土という肉体の必要がない世界へと、新たに生まれることとなるのです。大切なことは、先祖の霊魂がきちんと成仏して、浄土へと生まれることなのです。本来供養とはそのために行うものです。
しかし、私たちは納骨堂などへの納骨という習慣や作法を持ち続けてきました。
これは、供養のためというよりも、生きている私たちと先祖をつなぐためのものだという意味合いがあります。
こういった意味から納骨堂を使用しているのだということを踏まえ、納骨堂の作法や作法の持つ意味について考えていくようにしましょう。
そうすることで、納骨堂の作法が自然に身に付くと思います。

納骨堂の作法に関するお問合せは下記にて承ります。
真言宗成田山国分寺
住所  :〒980–0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33-2
電話番号:022–225–8640
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